ミノキシジル育毛剤で抜け毛が減らない 理由を知っていますか?

どもども

M字先輩です。

ミノキシジル配合の育毛剤といえば、AGAの治療において欠かせない必須アイテムですね。これを使用しても、「抜け毛が減らない?」という議論です。

 

何を今更?」という人も多いかとは思いますが、AGA予防の方や若ハゲで悩み始めた人からすると、ウェブ上で情報収集をしていても、案外明確な回答が見えてこないのが現実です。

なかなか、「コレ」って腑に落ちる言葉が見当たらないんですよね。

 

例えば、リアップのキャッチコピー。

・「AGAに伴う薄毛を改善させることができる成分配合」

・「発毛を促す唯一の治療薬」

と謳っていますよね?あなたもそういった理解ですよね?

でも「AGAが治る」、「抜け毛が止まる」とは言ってくれないわけですよ。それでは、一歩が踏み出せない。

 

ミノキシジルで「抜け毛が止まらない」っていうのは当たり前なんですよ。

それは、「ミノキシジル」という有効成分が、抜け毛を抑制するものではないからなんですよ。厳密に言うと、「血管を拡張させる有効成分でしか無い」のですよ。

 

今一度この理解で、下記をご覧いただけると幸いです。

ミノキシジル系の育毛剤とは?

AGAに限らず、薄毛・抜け毛が減らない方にとって、最も入手が簡単で効果のある「医薬品」といえば、大正製薬より販売されている「リアップ」ではないでしょうか?

 

リアップの有効成分は「ミノキシジル」です。海外では「Rogaine(ロゲイン)」という名称で同様の薬理作用を持つ商品が販売されています。その他、「カークランド」という育毛剤もあります。

どちらも今更説明する必要のない有名な薬ですね。

リアップは第一類医薬品ですので、薬剤師のいる薬局薬店で購入可能です。もちろん、楽天市場やアマゾン等で購入することも可能です。

 

ロゲインに関しては、日本で医薬品として販売することの許認可が下りていない為、販売することが出来ません。

購入するためには、海外からの「個人輸入」という方法にて入手するしかありません。

個人輸入とか聞くと、なんだかハードルが高い印象を与えてしまいますが、思ったより遥かにハードルは低いですよ。詳しくはコチラの記事を読んでみてください。

(内部リンク:ロゲインをネット通販で購入してみた。)

ミノキシジル育毛剤の効果・効能とは?

①発毛・育毛を促す。

リアップ及びロゲインの有効成分はミノキシジルです。

ミノキシジルの効能・効果とは、「壮年型脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防」です。

(引用元:大正製薬ホームページ)

そもそも、ミノキシジルは、1960年代に海外で高血圧治療に効果のある血管拡張剤として生まれた薬の有効成分でした。

 

この薬の臨床試験の最中に、薬の副作用として、被験者の複数において発毛効果が確認されました。

「薄毛に対して・抜け毛に対してを回復させられる効果があるのでは無いか?」と着目し、薄毛治療薬としての研究開発が本格的に進められて行きました。

 

そして、1980年代に男性型脱毛症(AGA)治療用の外用剤(塗り薬)として、世界で初めて「Rogaine(ロゲイン)」が販売されました。

このロゲインのOTC(販売権利ライセンス)を、大正製薬が購入し、「リアップ」という商品名で、1999年より日本国内で販売が開始されております。

 

リアップの、最大のセールスポイントは、厚生労働省より「発毛」と「育毛」効果があると謳うことに関しての許可を得ている点です。

「発毛を促進する」という観点において、現時点で最も有効な成分がミノキシジルです。

②具体的な薬理作用

当たり前ですが、毛髪というものは「一定の期間」を経過すると自然に抜け落ちます。

AGAであろうがなかろうが、男性であろうが女性であろうが、抜け毛はあります。

そもそも毛髪というものは、抜け落ちると、抜け落ちた所の毛根からまた新しい髪が生えて来ます。あなたの頭皮はコレをくり返しています。

毛髪が成長しはじめてから抜け落ちるまでの周期を「毛髪周期」といい、平均して4~6年の期間があるといわれています。

毛髪周期のうち、ほとんどの期間は髪が伸びる「成長期」です。

 

成長期が長ければ、髪は長く成長し、また、太くなる傾向があります。

その後、成長が止まる「退行期」を経て、「休止期」になると、毛根の位置が浅くなり、その毛穴の奥で新たに成長を始めた髪に押し出されるようにして自然に抜け落ちます。

(画像引用元 花王株式会社ヘアケアサイト)

 

AGAでは、成長期が短縮することから、結果的に毛が太くならずに、すぐに抜け落ちてしまうため、毛髪量が減ってしまうと考えられています。

つまり、抜け毛を見たときに、それが細い毛であった場合、成長途中の毛が抜けているのではないか?と疑ったほうが良いです。

成長すべき毛が、抜けている可能性が高く、それはつまり、AGAの可能性が高いということです。

この毛髪の成長サイクルを狂わせてしまう原因に、アプローチするのがプロペシア等のフィナステリドです。

 

では、ミノキシジルはこの狂った成長サイクルに対して、どのような前向きな効果をもたらしてくれるのか?

結論としては、ミノキシジルには、毛周期を改善させる力はないと考えられています。

そもそも、ミノキシジルの薬理効果は、分子生物学的なレベルにおいて、まだ詳細な部分がわかっていないことも多いようです。

 

ミノキシジルは、もともと血管拡張薬として高血圧の治療を目的に開発された薬です。

毛根に有る毛母細胞に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛作用を示す」ということが、販社のホームページに明記されています。

要は頭皮の血流が増加することにより、発毛・育毛に効果があると考えられています。

優先すべきは抜け毛の抑制

上記の通り、リアップやロゲインの有効成分であるミノキシジルには発毛・育毛効果がありますが、「毛周期」の改善を促す効果は認められておりません。

 

これでは困りますよね。ここが一番重要なんです。

 

発毛・育毛を促進させることが出来たとしても、毛周期は改善されていないので、抜け毛が減ったというわけではありません。

極端な言い方をすれば、抜け毛の量は増え続けているも言えます。

栓のおかしくなったバスタブに、水を注ぎ続けている状態です。

ミノキシジルの使用を検討する際は、前提条件として「抜け毛を抑制する方法・対策」を第一に考えなくてはいけない」ことがお分かりいただけたでしょうか?

ミノキシジルでは無く抜け毛の対策はフィナステリド。

ではどうするのか?

抜け毛抑制のための、信頼性の高い「医療用医薬品」。

2005年から販売されている「プロペシア®錠(フィナステリド)」と、2015年に販売となった「ザガーロ®カプセル(デュタステリド)」があります。

この二択しか方法はありません。

その効能・効果「男性における男性型脱毛症の進行遅延」と「男性における男性型脱毛症」です。

・プロペシア®錠とザガーロ®カプセルは、5α-還元酵素阻害剤に分類されます。

・プロペシア®錠(フィナステリド)は5α-還元酵素阻害剤Ⅱ型

・ザガーロ®カプセル(デュタステリド)は5α-還元酵素阻害剤Ⅰ型およびⅡ型

 

(引用元:プロペシア®錠0.2㎎、プロペシア®錠0.2㎎添付文書)

(引用元:ザガーロ®カプセル0.1㎎、ザガーロ®カプセル0.5mg添付文書)

 

また、日本皮膚科学会から、AGA治療のガイドラインとして、「男性型脱毛症診療ガイドライン」が発行されています。

軽度のAGAの段階から、ミノキシジルとフィナステリドの併用の選択肢を提示しています。薬の作用アプローチが異なることから、併用をすることは十分に考えられます。

また、安全性の面からも、推奨可能な範囲であるという表れと考えてよいでしょう。

(引用元:男性型脱毛症診療ガイドライン2010 年版)

このように、ミノキシジルとフィナステリドを併用していくことは「推奨できる」とのことです。

 

つまり・・・

フィナステリド及びデュタステリドという有効成分は、現時点で唯一の抜け毛抑制の医薬品と言い切って良いでしょう。

ミノキシジル育毛剤のまとめ

ここまでの内容で・・

●ミノキシジルには発毛・育毛効果があるが、抜け毛抑制効果は認められていないこと

●抜け毛を抑制する薬理作用を持つ医薬品としては、「フィナステリド配合のプロペシア」と「デュタステリド配合のザガーロ」が唯一の選択肢

ということを記載しました。

つまり、プロペシアやザガーロで抜け毛を抑制しながら、リアップやロゲインで発毛・育毛を促すことが、効率的にAGAに対処できる方法ということです。

 

この上で、あなたが思う疑問としては、「本当に、本当に、この二つの対策をしなければAGAに対処出来ないのか?」、「これの対策をすれば必ず生えて来るのか?」、といったところでしょうか?

この辺が本音では無いでしょうか?

残念ながらそれは「ありえません」。諦めましょう。ウェブ検索するだけ時間のムダです。

 

残念ながら、「本当に、この二軸の対策をしなければAGAに対処出来ないのか?」、「この二軸の対策で必ず生えて来るのか?」、この疑問にはだれも答えられません。

インターネット上のどこを探しても、病院に通っても「明確に言い切ってくれる」ことは無いでしょう。もちろん、このサイトでも言い切れません。

それは何故か?

それはシンプルに「言ってはいけないからです。」薬事法の観点から、「必ず効く、100%効く、必ず生える」とは言ってはいけないのです。

ですから、「必ず治る、生える」等と言うサイトや、AGAクリニックは疑ってかかってくださいね。あなたのことを考えた場合、無責任なことは言えません。

参考データー

以下、中国発の臨床試験のデータですが、同じアジア人のデータということで参考になるものをお示しします。

2015年に「Dermatologic Therapy」という皮膚科関連の雑誌に掲載された試験の結果です。被験者数450人のAGA男性患者を3つのパターンで分類します。

・フィナステリド0.1%内服のみ(160人)

・ミノキシジル3%外用のみ(130人)

・フィナステリド0.1%とミノキシジル3%外用の両剤併用(160人)

このように分類して、12ヶ月間観察したとのことです。3ヶ月ごとに医師による診断・評価を受けた結果、12ヶ月経過時点では下記のような改善結果になったとの記載があります。

・フィナステリド0.1%内服のみの154人中80.5%

・ミノキシジル3%外用のみの122人中59%

・両剤併用152人中94.1%

(引用元:2015年「Dermatologic Therapy」)

単体使用にせよ、両剤使用にせよ、かなりの高確率で、改善を実感している被験者が多かったということが確認出来ます。

尚、登録時の年齢、脱毛の期間および重症度は各治療法で同じ程度であったので、これらの影響により、「結果に偏りが大きすぎる被験者」を抽出したとは言えないでしょう。

 

そしてこの試験結果の論文の結論として、「フィナステリド0.1%とミノキシジル3%外用両剤併用することは最も有効性が高い」との言葉も確認出来ます。

 

あくまでも海外の試験ではあり、Dermatologic Therapyという雑誌の信頼度の指標は、他の名だたる雑誌に(ネイチャーやサイエンス)比べて決して高いものではありませんが、同じアジア人の結果としてはある種参考になるものではないでしょうか。

海外の結果ではありますが、併用の有用性も示唆されています。

 

そして、まずはAGAクリニックにかかり、「フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル」を、専門医の管理の元で、適切に運用していくことが大切です。

個人輸入等、自己流の手法に関しては、基礎を学んで・体現してから取り組まれることをオススメします。

 

ではではこの辺で。

AGAクリニックのリンク先やレビュー記事もあるので、評判や効果が知りたい方は御覧くださいね。

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