「副作用の強いザガーロを、AGA治療の初心者が使用する」ことが愚行である2つの理由。

どもども

M字先輩です。

 

AGA(男性型脱毛症)の治療を継続されていますか?

「プロペシア」を使用して思うような効果をえられていますか?

 

プロペシアが効かない・・。プロペシアの効果が薄れてきた・・。

 

このような状況に陥っている場合、最新のAGA治療薬である「ザガーロ」を試してみたいと考えている人も多いでしょう。

 

巷ではザガーロは「最強の治療薬」と比喩されることも多いです。そもそも「何をもって最強のAGA治療薬」なのか?。えてして、治療効果が高い医薬品ほど「強い副作用」が生じるものではないでしょうか?

 

また、ザガーロは高価です。プロペシアよりも約1,000円も効果です。プロペシアのジェネリックの「フィナロイド」と比較すると3倍近くも効果です。

本当に、費用対効果が得られるのだろうか?と疑問を抱いてしまいます。

 

先に結論を書いておきますね。

最強でもなんでもない。期待しすぎ。ザガーロでも効果が無い人もいます。

効果の強さと副作用の強さは表裏一体であること。

 

以上の2点を結論として、以下詳しく説明して行きますね。

ザガーロとはプロペシアとは?誰が作っているの?

まず、大前提の基礎知識から。

プロペシア(MSD社、親会社は製薬大手のメルク)とザガーロ(グラクソスミスクライン社)はどちらもAGAの治療薬として承認された医療用医薬品(内服薬)の名称です。

ザガーロもプロペシアも全世界では、世界各国において、医療用医薬品として承認されており、実績もあるAGA治療薬です。

どちらも、創薬のベースは前立腺肥大の治療薬として開発されたものを、AGA(男性型脱毛症)の治療薬へと転用したものですね。

 

ザガーロもプロペシアも大手の医薬品メーカーが手がける製品ですので、信頼性は高く期待ができますね。

 

尚、日本では・・

プロペシア:2005年10月に承認。

ザガーロ:2016年6月に承認。

医療用医薬品として、AGA治療薬として、厚生労働省より、国内での製造販売が承認されています。

ザガーロとプロペシアでは何が違うのか?

どちらのお薬も、AGA治療薬であるため、役割は同じです。

「男性ホルモンにアプローチをして、抜け毛の原因となる物質を攻撃して、髪の毛のサイクルを適正に導く」効果が認められています。

ザガーロとプロペシアの大きな違いは、役割は同じですが、それぞれのお薬の有効成分が異なります。

ザガーロ:有効成分名:デュタステリド

プロペシア:有効成分名:フィナステリド

有効成分の「フィナステリド」と「デュタステリド」の違いは?

フィナステリドとデュタステリドの違いは何か?

端的に言うと、医療用語では「作用機序が異なる」ということになります。

【作用機序 「さようきじょ」 】

つまり、AGAの原因に対して、どのようなアプローチをして改善に導くのか?ということです。

 

AGAとなる、原因物質を生み出す物質は「還元酵素の5αリダクターゼ」というものです。

この「5αリダクターゼ」には2種類あり、Ⅰ型、Ⅱ型と呼ばれています。

そして、フィナステリドとデュタステリドのアプローチの違いというのは、「5αリダクターゼ」に対しての守備範囲の違いです。

・Ⅰ型の5α-リダクターゼにだけ作用するフィナステリド

Ⅰ型、Ⅱ型の両方の5αリダクターゼに作用するデュタステリド

詳しくは、こちらの記事を参照にして下さい。

プロペシアとザガーロの効果の違いとは?医学的データーを比較検証

 

さて、ここで問題なのは、「あなたの薄毛の原因がⅠ型、Ⅱ型どちらの5αリダクターゼによってもたらされているのかがわからない」ということです。

更に、「Ⅰ型なのか?Ⅱ型なのかわからないと、ザガーロとプロペシアのどちらを購入すれば良いのかわからない」ですよね。

余談ですが、M字先輩もいくつかのAGAクリニックに行き、血液検査もしましたが、教えてもらったことはありませんね。

また、そもそも、AGA(男性型脱毛症)のほとんどはⅡ型の5αリダクターゼが原因とも言われていますので、クリニックとしてはフィナステリド(プロペシア)を処方していれば効果を実感される方が多いのかもしれません。

そこで、フィナステリド(プロペシア等)に効果を感じない方は、「自分の薄毛は、少数派のⅠ型の5αリダクターゼが原因なのではないか?」と考えるようになるわけです。

こうなると、Ⅰ型の5αリダクターゼを攻撃してくれるデュタスフェリド製剤のザガーロに、高い効果が期待せざるを得なくなるということですね。

 

つまり、Ⅰ型、Ⅱ型の両方に効く可能性があるから、最強と言われているのです。こんなこと、別に最強でもなんでもないですよね。誇大表現も良いとこです。

 

これが「まず、ザガーロを試すという愚行」とタイトルに書いた理由の1つ目です。

AGA患者の大多数の方は、フィナステリドが効くAGAである可能性が高いのですから、まず使用するならフィナステリド系の治療薬一択で間違いないと思いますよ。

簡単な話、確率論の問題です。

なぜ、自分が、少数派に含まれていると考え、いきなり高価なザガーロにトライしようとするのか、理解に苦しみます。まずは、王道から攻めてみましょう。

ザガーロとプロペシアの副作用の比較

臨床試験において、ザガーロとプロペシアには次のような副作用(有害事象)が報告されています。

【プロペシア1mg群(承認時の調査症例276例中の症例数及び割合)】

・リビドー減退(性欲の減退や消失など)3例(1.1%)

・勃起機能不全2例(0.7%)

・射精障害、精液量減少、下痢、胃不快感等(いずれも1%未満)

・肝機能障害、乳房肥大、抑うつ症状、めまい(頻度不明)

一方でデュタステリドは・・・

【ザガーロ0.5mg群(総症例557例中の症例数及び割合)】

・勃起不全24例(4.3%)

・リビドー減退(性欲の減退や消失など)22例(3.9%)

・精液量減少7例(1.3%)

・蕁麻疹、アレルギー反応、浮腫、肝機能異常、倦怠感、腹痛、下痢(頻度不明)

 

このようにプロペシア1mgおよびザガーロ0.5mgの使用により、主にリビドー減退(性欲の減退など)、勃起(機能)不全、精液量の減少などの副作用がみられます。

その他には特に重篤な副作用の報告は確認できていないです。

 

こうして見ると、確率論(%)では、ザガーロのほうが強い副作用があるように見受けられますね。

 

被験者の母数が違うので、一概に言い切ることはできませんが、臨床データを比較検討すれば「ザガーロはプロペシアに比べ、やや強い副作用が発現する可能性がある」

と言えるのではないでしょうか?

 

つまり、副作用がザガーロと比べて比較的小さいと思われるプロペシアからのトライで十分です。ですから、あえて、「ザガーロから試す」必要性は無いと考えます。

これが、2つ目の理由です。

ザガーロの市販後の治療実績は?

新しい医薬品が上市された場合、一定期間、市販後調査(PMS)が行われます。

その後も継続的に、重篤あるいは未知の副作用が生じていないか、モニタリングを行うことになっています。

プロペシアは2005年10月に発売されており、実際の治療に使用されている期間はおよそ12年半です。

一方、ザガーロが発売されたのは2016年6月で治療実績はおよそ2年です。

プロペシアはザガーロに比べ、10年ほど治療実績が長く症例数も多いといえます。(2018年6月現在)

実際の専門医やクリニックなどでの経験的な治療実績を考慮すれば、プロペシアの方がより高い安全性が確保されていると考えることもできます。

 

こちらから、プロペシアの最新の価格がチェックできます

ザガーロとプロペシアのまとめ。

M字先輩は、これまで「ザガーロ」を偉そうに語ってきたわけですが、僕は使ったことがありません。

なぜなら、僕の場合はファイナステリドとミノキシジルで十分だったからです。

だから、ネットにあふれる「最強の治療薬 ザガーロ」という言葉には騙されて、わざわざ高価で副作用の強い薬を購入する段階ではないと、警鐘を鳴らしているのです。

あとは、勇気を持って、トライするあなたの気持ち次第かもしれませんね。

ただ、M字先輩のお願いとしては、薄毛に悩んで初めてプロペシアやザガーロを使ってみようと検討している方は、必ず、AGAクリニック等医師の監修の元、体調の変化とともに使用をしてください。

プロペシアもザガーロも、内服薬です。内蔵の粘膜から、血液に有効成分を溶かして、血液で循環させる仕組みです。

ちゃんと医師の指導の元使いましょう。

 

AGAクリニックは、今やどこでも、無料カウンセリングがあります。無料カウンセリングを受けてから、プロペシアやザガーロを使うことを判断してください。

ではでは。このへんで。

 

AGA治療はクリニックの選び方が大切。皮膚科とクリニックの違い。

AGAクリニックの無料カウンセリングの詳細を見る⇒

 

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

フィナロイドの初期脱毛がない事と「効果がない」は無関係

価格が安いプロペシアのジェネリック医薬品5種類の比較

フィナロイドとは?プロペシアのジェネリック品。どんな違いがある?

フィナロイドを購入する前に個人輸入代行の危うさを認識して使え!

フィナステリド構造式

プロペシアに耐性がある?口コミと医学的根拠を丁寧に検証しました。

視点を変えろ!フィナロイドは最安値フィナステリドではない意外な盲点