プロペシアとザガーロの効果の比較とは?医学的データーを検証

どもども

M字先輩です。

AGA(男性型脱毛症)を改善する医薬品は、次々と新しい製品が開発されていますよね。

海外では多くの製品が出回ってますが、国内ではなかなか購入し難いものも多いです。

 

今2018年ですが、期待値が高いのは、2016年に発売された「ザガーロ」でしょう。

ザガーロは先行して発売された「プロペシア」などフィナステリド製剤以上の効果があるとして大きな期待が寄せられています。

この記事では、プロペシアとザガーロの作用や効果の違い、使用方法などについて詳しく解説します。

最新のAGA治療薬「ザガーロ」とは?

画像引用:グラクソスミスクライン社ホームページ

http://jp.gsk.com/jp/products/our-prescription-medicines/zagallo/

2016年6月、これまでのAGA治療薬をさらに進化させた「ザガーロ」(グラクソ・スミスクライン社)が満を持して発売されました。

近年では、AGAの悩みを抱える人に最も注目されている医薬品といえます。

 

元々、ザガーロの主成分デュタステリドは前立腺肥大症の治療薬(アボルブ)として使用されていましたが、臨床試験などにおいて効果が認められたことから、日本国内においては2016年以降、AGAに対する治療薬として新たに認可されています。

プロペシアとザガーロの作用部位の比較

AGAの原因には、悪玉の男性ホルモンともいわれるDHT(ジヒドロテストステロン)が大きく関わっています。

DHTは通常の男性ホルモン、テストステロンに5α-リダクターゼ(5AR)という酵素が結合して産生されます。

ちょっとここで、AGA(男性型脱毛症)になってしまうメカニズムを簡単におさらいしましょう。

①人間には、「テストステロン」という男性ホルモンを持っています。

②頭皮に潜んでいる「5αリダクターゼ」という酵素が、テストステロンとくっつきます。

③5αリダクターゼがテストステロンとくっつくと、「ジヒドロテストステロン」という物質に変化します。

④このジヒドロテストステロンが、毛周期を狂わせてしまい。抜け毛が増える。

このようなメカニズムでしたよね。

 

DHTは毛髪の成長に関わるヘアサイクルを短縮させ、毛髪の成長を著しく阻害するため、薄毛や抜け毛などAGAの症状が引き起こされるのです。

DHTの産生に関わる5α-リダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類があり、それぞれ作用の仕方や作用する部位などが異なります。

5αリダクターゼⅠ型とⅡ型の違い

●Ⅰ型は頭皮の中にある毛根部の皮脂腺に多く存在し、後頭部や側頭部を中心に比較的頭部全体に拡がっています。

●Ⅱ型は毛乳頭付近に多く前頭部や頭頂部に局所的に存在しています。

これは、プロペシアの製薬メーカーのMSD株式会社の、AGA啓発サイトの画像ですが、

男性の薄毛のパターンを見てみましょう。

画像引用:MSD株式会社 AGAニュース

http://www.aga-news.jp/index.xhtml

 

見ていただいてわかるように、AGA患者の多くは、額の生え際から徐々に薄毛が進行するタイプ、頭頂部から薄毛が広がるタイプに分類されるわけです。

つまりⅡ型の5αリダクターゼが原因と考えられる可能性が非常に高いわけです。

 

ということは・・

「Ⅱ型の5α-リダクターゼにしか効果を発揮するプロペシア等のフィナステリドで治療をすれば充分!!」となりますよね。

では、なぜ、Ⅰ型の5αリダクターゼに効果を発揮するザガーロに期待寄せられるのでしょうか?

ザガーロとプロペシアの効果の比較?

デュタステリドはⅠ型、Ⅱ型の両方に作用することが臨床試験などで明らかになっています。期待される効果を詳しく見てみましょう。

プロペシアよりもザガーロのほうがDHTの血中濃度を低下させる

先にも触れましたが、ザガーロ(デュタステリド)はⅠ型とⅡ型の両方に作用すると書きました。

この療法に作用するということは、片方のみに作用するよりも、DHTの血中濃度をより効果的に低下させることが分かっています。

デュタステリドは半減期(薬品成分が血液に溶け込む濃度が半減するまでの期間)が2週間とされています。

一方、フィナステリドの半減期は約6時間~約8時間とされています。

参考:グラクソスミスクライン文献「デュタステリドの特徴」

http://www.pmda.go.jp/drugs/2015/P20151001001/340278000_22700AMX01012_G100_1.pdf

 

これが何を意味するかというと・・・

ザガーロ(デュタステリド)のほうが、フィナステリドと比較して、有効成分が、長く血液の中に滞在するので、DHTの抑制に力を発揮させるということです。

こうしたことから、ザガーロ(デュタステリド)はプロペシア(フィナステリド)よりも、DHAの産生を阻害する効果が高く、より効果的にAGAの症状を改善すると考えられます。

デュタステリドとフィナステリドの比較  臨床試験の検証

ザガーロの製造販売元GSK社が公開している臨床試験データを見てみましょう。

フィナステリド1.0mg、デュタステリド0.1mg、及び0.5mgをそれぞれ24週(約6ヶ月)使用した場合のデータです。基礎値からの毛髪の増加量を調べたものですが。

・フィナステリド(1.0mg)+56.5本

・デュタステリド(0.1mg)+63.0本

・デュタステリド(0.5mg)+89.6本

 

参考:グラクソスミスクライン文献「デュタステリドの特徴」

http://www.pmda.go.jp/drugs/2015/P20151001001/340278000_22700AMX01012_G100_1.pdf

 

このような検証結果が得られたとしています。

 

また、海外の臨床試験ではデュタステリド0.5mgとフィナステリド5.0mg(通常の5倍濃度)を比較した場合でも、デュタステリドの方がおよそ30%、発毛効果が高かったとするデータが得られています。

 

さらに別の臨床試験によれば、ザガーロにはプロペシアよりもDHTの生成をより強く抑える効果があり、プロペシアの1.6倍の発毛効果が期待できるともいわれています。

 

こうした複数の臨床データはフィナステリド(プロペシア)よりもデュタステリド(ザガーロ)の方がより高い効果があることを示す科学的な根拠となっています。

ザガーロの効果に関する第三者機関による見解

疑い深い人の中には、「製薬メーカーが、悪いデーターは改ざんし、良いデーターだけを抽出しているのではないか?」等と、思うかもしれません。

そこで、第三者的な視点での評価を確認してみましょう。

日本皮膚科学会では、フィナステリド、デュタステリド共に治療効果のエビデンスが得られており、推奨度「A」(行うことを強く勧める)としています。

皮膚科医など専門科によるお墨付きも与えられている点では、どちらも一定の効果が得られることは間違いないようです。

画像引用:「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」日本皮膚科学会

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf¥

ザガーロの正しい使用法について

ザガーロは医師による診察と処方が必要な医療用の医薬品です。

薬局やドラッグストアなどでは購入できません。海外では市販薬として販売されている場合があり、日本ではインターネットなどで個人輸入や輸入代理店などを通して購入することもできます。

M字先輩は、個人輸入代行サイトのオオサカ堂では、ザガーロやアボルブ等のジェネリック品が多く販売されています。

個人的にはミノキシジル製剤や、フィナステリドを購入しており、個人的には健康被害やまがい物を掴まされたことは一度も無ありません。

ただ、ザガーロ等のデュタステリドは、効果が大きい反面、副作用も強いと言われます。

ですから、ザガーロの使用に際しては、AGAを専門とする皮膚科医やクリニックなどで十分な説明を受け、納得した上で治療を受けることをお勧めします。

ではでは。この辺で。

「副作用の強いザガーロを、プロペシア未体験で購入する」という事が愚行である2つの理由。

 

 

 

 

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